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鏡ヶ池伝説

 その昔「万葉集」の歌人、大伴家持が蝦夷征伐失敗の罪に追われ、松之山に隠棲しました。やがて、家持には土地の女との間に京子という美しい娘が産まれました。
 しかし女は流行病で亡くなり、京子は継母となった女に折檻される毎日を過ごすようになりました。

 ある夜、継母の折檻に耐えきれなくなった京子は、母の残した形見の鏡を胸に抱き、森の中の池のほとりへと出かけました。
 折檻の苦しさを思い、泣いていた京子がふと池へ目をやると、鏡のような水面に今は無き母の悲しげな姿が見えました。本当は京子自身の姿であったのですが、泣いていた事もあり、気付かぬまま「お母さん!」と叫ぶと池に飛び込み、亡くなったのでした。
 その後、人々は京子の飛び込んだ池を「鏡が池」と呼ぶようになりました。
 これが、明治時代にドイツ語に翻訳され、世界童話集にも収録された「鏡が池伝説」の要約です。当館の「鏡の湯」の名前の由来でもあります。

 鏡が池は松之山中尾地区に現存し、周辺は公園として整備されています。
 (冬季は積雪のため足を運ぶことはできませんのでご注意下さい)